設立趣旨
NPO法人 空 の基本理念
設立趣意書
障がい者地域作業所『バード』及び『風のバード』は寿地区の独り暮らしの方々が障がいの種類を問わず、お互いの人格を尊重しながら助け合って作業や活動をする場として活動してきました。『バード』は設立して11年、『風のバード』もすでに4年がたち、その間さまざまな人生経験を持ち、個性豊かな利用者が仲間や地域の方々、また共に活動し、交流したいと望んで訪れ、ひとときを過ごしに来られる方々との交流のなかで、楽しく生き生き過ごしてきました。ここで、共に過ごすことにより、ただ漫然と寿町に住んでいた生活から、この作業所に通って生活リズムを整え、仲間同士でのアルコール依存、ギャンブル依存からの回復を目指し、生きる励み、働く喜びをみいだし、再び就労への意欲を持つなど積極的な生き方が実現されて来ています。
しかし一方では利用者の高齢化を始め、社会の狭間で様々な問題も複雑化している現状があり、より一層の支援がますます必要になっていきます。そのためこの活動を社会参加の活動団体として、より活発に社会貢献したいとの趣旨から、法人化することを決意した次第です。
私たちは障がいを持つ方々の生活自立、精神的自立を支援し、地域の方々とのかけ橋となり、社会的理解を深め、真に共に生きる社会を目指していきたいと願っております。
2008年3月16日 設立代表者 湯原美陽子
障がいをお持ちの方へお誘い
「NPO法人 空 は、中区弥生町の「バード」、中区寿町の「風のバード」という二つの障がい者地域作業所を運営しています。おもに寿地区の障がいを持つ方が、作業所に通うことで、自分を再発見し、居場所を見つけ、社会とのつながりを再構築するお手伝いをしたいと考えております。」